先日、ニュースで日産自動車は2025年5月13日に、2027年までに世界で7工場を統廃合すると発表し、従業員も2万人削減する。

このリストラ2万人の中には日本国内の従業員も含まれています。
私も実は電子機器メーカーに勤めていましたが、リーマンショックの煽りでリストラされた経験があります。
逆にそのリストラが人生の転機となり、現在の安定した生活をもたらしてくれました。
経験から言える事は、気持ちの切り替えと初動が肝心です。
解雇理由証明書と解雇予告通知書を受け取る
まずは解雇の理由を知る事です。会社から解雇理由証明書と解雇予告通知書を受け取って、解雇の理由が正当であるかを確認しましょう!ほとんどの場合会社側がしっかりと用意してくれます。郵便で届けたりするので、受け取りを拒否せず、しっかり受け取り確認しましょう。
日産ほどの会社ならあり得ませんが、退職金を出し渋り、こちらが解雇されて当然のようにありもしない理由をつけられていては、後の退職金の額や失業保険の受給期間、再就職などに影響がないとは限りませんからね。
私の場合は体調を崩していて休みが多かったので仕方なしでした。退職金もちゃんと貰えて、失業保険の受給もスムーズでした。
離職票を持ってハローワークに申請する
離職票を会社にもらって、ハローワークに申請に行きます。
離職票の確認もしてください。失業手当の給付日数や給付開始日に違いが出る可能性があるので、離職理由が「会社都合」と明記してある事を必ず確認しましょう!
失業手当の詳しい情報は下の記事で紹介しています。
ハローワークは混み合うので時間に余裕を持って行ってください。
失業保険受給の注意点
失業保険を受給できなくなる条件がいくつかあるのですが、今回の認定日から次回の認定日の期間中に最低2回の求職活動実績を証明しなければなりません。これがネック。
認定日とは?
原則として4週間に一回、指定された日に必ず本人がハローワークに来所し、失業認定申告書で失業状態であることを申告しなければなりません。この指定された日を「認定日」と言います。
就職活動実績になる活動とは?
・求人への応募
・ハローワークなどが行う職業相談、職業紹介
・許可、届出がある民間期間が行う職業相談、職業紹介
・公的機関などが行う各種講演、セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講など。
求職活動実績の活動で焦ってはダメ。
失業保険の受給継続に必要な求職活動実績となる活動で、焦ってはダメです。私の経験上、面接を受けなければならないこともありますが、自分に合わない就職先の面接を受けない事が大事です。
面接まで行くと、勢いに飲まれて「大丈夫です。働けます」と言ってしまいがちですが、結果的にまた失業してしまうという流れになる事が多いので、無理にあわない職業の応募をしてしまったら、心を鬼にして辞退する事をお勧めします。これ大事!
再就職活動開始
職務経歴書を作成し自己分析して、どんな職種に合うのかを考える機会です。おそらくハローワークで職務経歴書を書く指導があると思います。私の時はありました。
そして、再就職活動を開始しましょう!この際、別の職種にチャレンジしたい人も多いのですが、そんな時はハローワーク認定の職業訓練校でスキルを身につけるのもお勧めです。
私の経験上、今までの経験はどんな職場に行っても、何かしら役立ちます。それを活かして別業界にもチャレンジすることは、あなたの可能性を広げるチャンスでもありますから、リストラされたからといって下を向かず、チャンスを楽しみましょう!
履歴書を丁寧に複数枚描いておきましょう。
再就職活動の選択肢
・ハローワークで探す:無料です。一般的に就職活動時にハローワークに出ている求人から仕事を探す事が多い。地域の求人情報がなんでも揃う。
・求人サイトで探す:WEBで求人から仕事を探す。こちらは離れた地域の情報も見れる。
・転職エージェントを利用し探す:有料だが転職のプロが手厚くサポートしてくれる。カウンセリングから自分に合う仕事先を見つけて交渉などもやってくれる。
・ブログやYouTubeを開設する:副業的。小さいながら自分の城のようなもの。この機会に始めてみるのも一興。
ブログをやってみるならこちらも読んでみてください。
また自分自身の人脈を使って紹介してもらうなど、様々な手段がありますので使えるものは全て使って再就職を成功させる事は夢ではありませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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