日本酒にまつわる話 上杉謙信が愛した酒「日本酒」のあれこれ

食べ物

桶狭間の戦いについて調べたりしていたら、戦国武将が日本酒を飲むシーンがあり、なんか武将みたいにカッコよく飲みたくなり、今回は日本酒を調べてみました。

戦国武将の上杉謙信は、大の日本酒好きとして知られており、梅干しをつまみに日本酒を飲んでいたと言われています。

普段は静かに酒を飲み、縁側に座って小さな盃で舐めるように飲んでいたようです。

また、戦に勝ったときの酒盛りはもちろん、戦場でも馬上で酒を手放さず飲んでいたと言われています。

山形県米沢市の上杉神社には、その名も「馬上杯」という直径12cmほどの大杯の遺品が残っており、酒が3合は酌める代物です。

謙信の辞世の詩は、「四十九年一睡夢 一期栄華一杯酒」(49年の生涯は一睡の夢のようだった。この世の栄華は1杯の酒のようなものだ)というもので、日本酒に対する愛も語り伝えられています。

戦国最強の上杉謙信が愛した日本酒には古い歴史があり昔から酒は百薬の長とも言われてきました。

本記事は一部にプロモーションを含んでいます。

注意 20歳未満の飲酒は法律で禁止されてます。20歳未満の方は購入できません。

日本酒にまつわる話

日本酒にまつわる話には、次のようなものがあります。

  • 日本酒の起源は、神話によるとスサノオノミコトが八岐大蛇を倒すために造らせた「八塩折之酒(やしおりのさけ)」です。
  • 日本酒には麹菌が含まれており、細胞を活性化させる作用があるため、肌のシワやハリを取り戻す効果が期待できます。
  • 日本酒には血管を拡張する「アデノシン」という物質が多く含まれており、他のアルコールを飲んだ時よりも体温が2度ほど高い状態が続くといわれています。
  • 日本酒のイメージは、「伝統的」が48.9%、「大人向け」が25.7%、「悪酔いする」「香りがよい」が15~16%です。
  • 造り酒屋の軒下には、新酒ができたことを知らせるために杉の葉を束ねて丸く刈った門飾り(酒林(さかばやし))が吊り下げられます。
  • 婚礼用の酒升は、朱塗りのものは嫁取りに、黒塗りは婿入りの時に使われます。
  • 日本酒造りの失敗の一因になることがある「火落ち菌」のことを「ヒオチ」といいます。

私も若い頃、戦国武将に憧れ、飲みに行くと、日本酒を飲み、同僚から「日本酒は悪酔いするよ。」と言われた経験があります。ですが、実際はそうではありませんでしたけどね。

江戸時代の日本酒にまつわる話

江戸時代の日本酒にまつわる話には、以下のようなものがあります。

  • 一合徳利の登場で燗酒文化が広まり、燗をつけるための道具が作られた。錫ちろり、直火燗、野燗炉などがある。
  • 江戸では、伊丹や灘の酒が「下り酒」として評判を得、日本酒の最大の生産地になった。江戸時代後期には、江戸の街のお酒の8割が灘の酒だったと言われている。
  • 江戸中期頃には、米価対策の一環として秋から春まで酒造りを禁止する「寒造り令」が発令され、酒造りの主な期間は11月から翌3月までに定着した。
  • 江戸時代初期から続く伝統的製法の一つとして、アルコール度数を上げるために日本酒に醸造用アルコール(焼酎)を加えていた。この焼酎のことを「柱(はしら)焼酎」と呼んでおり、「味をシャキッとさせる」意味があった。
  • 江戸時代には、酒蔵の中に生息する乳酸菌を利用して造る「生酛(きもと)」という伝統的な製法が確立された。
  • 江戸時代の終わりごろになると、酒米の産地として摂津国・播磨国が名を馳せた。とりわけ、鳥居米と呼ばれ、下野国(現在の栃木県)壬生藩鳥居家が播磨国加東郡・美嚢郡(現在の加東市・三木市)に与えられていた飛び地領で採れる米は酒米として有名だった。

酒の呑みどころ 居酒屋は大火事で発展した?

江戸時代の居酒屋は、明暦3年(1657年)に発生した「明暦の大火」をきっかけとして誕生しました。この大火により江戸市の大半が焼失し、復興のための工事に多くの人足が集められました。人々の食事の需要を満たすために「煮売茶屋」と呼ばれるお惣菜屋や定食屋が生まれ、やがては酒を提供するようになり、酒がメインの「居酒屋」が誕生しました。

煮売茶屋は、煮魚や煮豆、煮染などをすぐに食べられるように調理した惣菜を販売する商売で、菜屋とも呼ばれます。行商による振売りと店舗や屋台を構える者があり、茶屋を兼業して商品を提供する煮売茶屋もありました。

江戸時代の居酒屋の特徴として、縄のれんが挙げられます。また、江戸時代の人々は年間1人あたり54リットルの酒を飲んでいたとされています。

居酒屋の歴史あれこれ

居酒屋の歴史あれこれは、次のようなものがあります。

  • 日本の居酒屋文化は、酒屋の店頭で升酒を飲ませる「角打ち」が起源と言われている。
  • 「酒屋に居続けながら飲む」ことから「居酒」の呼び名が一般化し、日本の居酒屋文化の基礎ができあがった。
  • 居酒屋の語源は「酒屋に居続けてお酒を飲む」ことと言われている。
  • 居酒屋チェーン店を代表する企業には、「旧御三家」と呼ばれる「養老乃瀧」「村さ来」「つぼ八」や、「新御三家」と呼ばれるワタミ株式会社、株式会社モンテローザ、株式会社コロワイドなどがある。
  • 居酒屋などで最初に出される「お通し」は、日本独特の文化とも言われ、お客様を席に「通し」た、または注文を厨房に「通し」た合図だ、という説が有力である。
  • 江戸時代には、桃の節句に売られる「白酒」が江戸中の評判にとなり、1811(文化8)年には、江戸に1808軒の居酒屋(当時の煮売り酒屋)が存在していた。
  • 江戸で飲まれていた酒の多くは「諸白(もろはく)」という下り酒で、現代の清酒とほとんど同じものだった。
  • 江戸っ子は真夏でも燗酒を飲んでいた。

日本酒は飲むと体に良い?

適量の日本酒を飲むと、血行を促進し、こり固まった心身をほぐす効果があります。また、日本酒には、次のような健康効果も期待できます。

  • 疲労回復:アルコールには血行を良くする働きと利尿作用があるので、適度であれば身体の代謝を高め疲労回復に役立ちます。
  • 血液のさらさら効果:日本酒にはポリフェノールなどの酵素が含まれ、血栓を融解して血流をよくします。
  • 動脈硬化の予防:日本酒の成分には悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増やすというデータも報告されており、動脈硬化を予防し、若さを維持してくれるのです。
  • ストレス解消:日本酒には、リラックス効果のあるGABAが含まれています。GABAは、ストレスホルモンの分泌を抑制し心を落ち着かせる効果があるので、仕事で疲れた時、帰ってちょっと一杯にぴったりです。

日本酒の適量は、一日1合が目安です。二日酔いになるような飲み方を毎日続けていては、もちろん逆効果になってしまいます。

高級な日本酒の特徴

高級な日本酒は、精米歩合が低く、手間をかけて作られているため、香りや味わいがよく、高級品であるといわれています。

精米歩合とは、原料となるお米から余分なものを削り取ったときに、残ったお米の割合を示す数値で、ラベルに表示されています。

精米歩合が低いほど雑味の原因となる成分が取り除かれており、すっきりとした味わいが楽しめます。

日本酒の中で精米歩合が最も小さいのは、50%以下の「大吟醸酒」と「純米大吟醸酒」です。

また、長期間の熟成を経ているお酒も高級酒に分類されます。

良質な状態を長期間にわたって保つことは難しいため、熟成すればするほど徐々に蒸発していき、残るお酒の量は少なくなります。

そのため、熟成を数十年行うと希少なことから高額になることが多いです。

高級酒とされる純米吟醸や純米大吟醸は、華やかでフルーティーな香りが特徴的です。

反対に、どっしりとした深みのある香りを持つ古酒や長期熟成酒も、比較的値段が高めで高級酒に分類されます。

ただし、必ずしも価格が高いほうがおいしいというわけではありません。

日本酒の美味しい飲み方

日本酒は香りや味わいをゆっくりと楽しむのがおすすめです。

一口ずつちびちびと口に含み、口の中に広がる香りと味を感じてみてください。

また、日本酒を水で割ると飲みやすくなり、アルコール度数も抑えられるので、日本酒初心者にもおすすめです。

一般的に、日本酒と水の割合は8:2がバランスの良い割り方だと言われています。

日本酒を飲む際のマナーとしては、注いでもらったお酒はそのまま机に置くのではなく、一口飲むのがマナーです。一気に飲むのは無作法とされています。また、お酌を受けるときは、必ず盃やお猪口を手に持ちましょう。盃の場合、右手の親指、人差し指で挟むように持ち、左手は底に添えます。

日本酒の温度によっても味わいが異なります。

  • 15℃の「涼冷え」は、涼やかな冷たさを感じる日本酒で、華やかな香りが開きフルーティーな飲みやすさが特徴です。
  • 10℃の「花冷え」は、お米の香りが少し抑えられることで、非常に飲みやすい温度です。
  • 5℃の「雪冷え」は、よく冷やすことで、日本酒の香りが抑えられ、華やかで上品な味わいを引き立てます。

また、日本酒を冷やして飲むと香りや甘みが抑えられ淡白ですっきりとした味わいになります。

お手持ちの日本酒の香りが苦手な場合や、食事の香りを崩したくない場合などは低めの温度で飲むと美味しく楽しめるでしょう。

日本酒に合うおつまみは?

まず、日本酒には香りや味わいのタイプによって大きく4つの種類があり、それぞれ相性の良いおつまみも異なります。種類はラベルに記載してある事が多いので確認してみて下さい。

日本酒の種類と相性の良いおつまみの例は次のとおりです。

  • 淡麗辛口:白身魚のお刺身、冷奴、酢のものなどのさっぱりした料理や塩辛など塩気の強いもの
  • 淡麗甘口:カプレーゼや茶わん蒸しなど、やわらかい味わいの繊細な料理
  • 濃醇辛口:ぬか漬けなどコクや塩気のあるもの
  • 濃醇旨口(甘口):すき焼き、煮ものなど甘みや旨味の強い料理や、クリームチーズ、チョコレート

また、日本酒の種類によっても相性の良いおつまみが異なります。

  • 本醸造酒は魚や肉など幅広いメニューに合わせやすい
  • 吟醸酒は白身魚などのあっさりとしたメニューがおすすめ
  • フルーティーな日本酒は、繊細な和食よりも洋食やイタリアンなどと合わせることをおすすめ

具体的な日本酒に合うおつまみには、次のようなものがあります。

  • 焼き厚揚げ しそしらすソース
  • 自家製厚揚げ
  • ゴーヤーのキーマカレー
  • タピオカ入りアイスチャイ
  • 厚揚げのチーズ焼き
  • みっちり鶏つくねの照り焼き
  • いかとわけぎのぬた
  • 厚揚げのじゃこチーズ焼き
  • クリームチーズのみそ漬け
  • なすのおかか揚げびたし

居酒屋メニューですね。

日本酒は精米歩合が重要?

高級日本酒の精米歩合が重要なのは、精米歩合によって日本酒の香りや味わいが変化するためです。

精米歩合とは、玄米を磨いて残った白米の割合を表すもので、パーセンテージが低いほど精米歩合が高い、つまり高精米ということになります。

精米歩合が高い日本酒は、雑味のないすっきりとした味わいに仕上がりますが、精米歩合が低い日本酒はコクのある芳醇な味わいになります。

また、精米歩合が高い日本酒は米本来の香りが高まるといわれています。

精米歩合は、日本酒の名前にも関係しています。

精米歩合60%以下のお米で造ると「吟醸」、50%以下になるまで磨けば「大吟醸」を名乗ることができます。

さらに「アルコール添加」をせず、米と米麹のみで造ると「純米吟醸」「純米大吟醸」になります。

世界一高い超高級日本酒「零響(れいきょう)」とは?

上杉謙信公に飲んでもらいたい超至高の日本酒 「零響」。

「零響」は精米歩合が0%台で、宮城県で生まれた酒造好適米「蔵の華」を使用しています。

精米歩合が0.85%で、お米全体の99.15%を削り、残りの0.85%の部分だけでお酒を醸している零響。

精米歩合が低いほど米の表層部分が削られているため、雑味が少なくクリアでスッキリとした味わいが特徴です。

精米歩合50%以下で高級酒と位置付けられる日本酒において、精米歩合0%台を実現しているのは国内では唯一「零響」のみです。

「零響(れいきょう) -absolute0-」は、新澤醸造店が製造する日本酒で、2024年1月時点で税込38万5千円と入手可能な日本酒の中で最も高額ですが海外での日本酒人気の影響もあり、さらに高額で取引される場合もあります。

安心してご利用していただくためには、公式販売サイトからの購入をお勧めします。

零響は精米歩合1%未満という奇跡に近いこだわり


「零響」は、5297時間(221日)という長い時間をかけ、精米歩合1%未満まで磨き上げられたお米から醸されています。

生産者である新澤巌夫氏は「表現するのがもったいない」と語るその味わいは、透明感の中に甘さと力強さを感じることができます。
「零響」は国内、アジア、欧米それぞれ各333本、世界で999本しか流通しない希少性の高い至高の日本酒です。

化粧箱は伝統工芸である組子細工の技術を用いた土佐組子制作の箱で、職人によって一つずつ手作りされており、1日最大で3つしか作ることができない特注品です

「零響」を販売しているさくら酒店では、品質を損なわないよう、日本酒が凍り始める一歩手前の温度であるマイナス5°Cで徹底管理しています。

また、「零響」をより深く楽しんでもらうよう、さくら酒店では「SAKEカタログ」という解説書も一緒に提供しています。酒を知り、飲む酒は、至高の美酒となる。

世界一高い超高級 日本酒 「零響(れいきょう)」の美味しい飲み方

ただでさえ至高の美味さを誇る零響の公式からおすすめの飲み方。

「零響」は、緻密な醸造過程とマイナス5℃の氷温熟成を経て完成される純米大吟醸で、精米歩合は0.85%です。葡萄や苺を思わせるやさしい香りと、ベルベットのように滑らかでしっとりとしたアタックが特徴で、甘みを感じたかと思えばぱっと消え去り、ほのかな余韻が響きます。

日本酒「零響(れいきょう)」は、冷蔵庫から出して数分置いて10℃程度に温め、グラスの中で空気に触れさせながら品温を上げて味わうのがおすすめです。温度によっても表情が変化するため、ゆっくりと時間をかけて楽しむことができます。

また、おつまみには白身魚の刺身や焼き魚、だし巻き玉子や酒蒸しなど、海鮮居酒屋や蕎麦屋の定番のおつまみとの相性が良いと言われています。

日本酒 No.6

「No.6」は、秋田県秋田市の酒蔵「新政酒造」で2011年に生まれた日本酒で、使用している6号酵母にちなんで名付けられました。6号酵母は協会酵母(日本醸造協会が頒布している日本酒や焼酎用酵母)のなかでもっとも古いもので、90年前に新政酒造の曽祖父が生み出した当蔵発祥の酵母です。

「No.6」は、伝統と革新が見事なバランスを保ちながら、お酒の可能性を広げています。食事との相性も抜群で、和洋中どんな料理にも合う器用な一本です。特に、新鮮な刺身や軽い和食との相性は絶妙です。

新政酒造の「No.6」は、よく冷やしてワイングラスに注いで飲みます。ワイングラスは香りを溜め込む構造をしているため、日本酒の風味をじっくりと楽しむことができます。

新政酒造の「No.6」は多数の種類があります。

「No.6」には、S-Type(エスタイプ)、R-Type(アールタイプ)、Superior(上級版)などがあります。S-Typeはふくよかさとキレを兼ね備えたミッドモデルで、口当たり前半の濃縮感と、後半のキレの好対照が魅力です。R-Typeは生酛造りによって強調された生酒らしい旨みを味わうことができるエントリーモデルです。

人気声優の茅野愛衣さんの番組「かやのみ」の中でも紹介されました。日本酒初心者でも飲みやすいと絶賛されていました。

最後まで日本酒の楽しいあれこれを読んでいただきありがとうございました。

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました