2025年の冬の結婚記念日旅行は長崎県に行ってみたいと思っています。
長崎県は複雑な地形で、山も海も景色が綺麗!その中でも特に美しいとされる雲仙にドライブ旅に行ってみました。
長崎県は、オランダや中華の影響を受けた和華蘭の独特な文化が色濃く残っている歴史的にも見どころの多い場所です。その中でも日本初の国立公園である雲仙ではお気に入りの宿「雲仙九州ホテル」でゆっくり一泊。そして妻も私も好きなハウステンボスが一番輝くクリスマスシーズンを満喫したいのでハウステンボス最上位ホテル「ホテルヨーロッパ」と私も今回初の「フォレストヴィラ」に日替わりで宿泊。その中身を紹介しますね。
今回は宮崎県から長崎への旅になります。
雲仙温泉でまったり
九州中央自動車道の宮崎から乗り、熊本で降ります。
熊本インターから熊本港までは一直線の広い道路が続いているので簡単です。
熊本港からフェリーで長崎島原に渡り、雲仙を目指しますよ。
フェリーはオーシャンアローで時間短縮
熊本フェリーのオーシャンアローで島原に渡ります。他のフェリーに比べてちょっと運賃が高いのですが、移動時間が約半分の30分で島原港まで行けるので時間的メリットが大きいためオーシャンアローをおすすめします。時は金なりと言いますよね。
熊本フェリーのオーシャンアロー料金は妻と私とマイカーでの利用料金です。
片道大人1人:1500円
車両運賃 (運転手1名含)
自動車のサイズ4m以上5m未満:4500円
合計 6000円
早割でお得に。
利用する1ヶ月前に予約したため早割があり、かなりお得になりました。
片道大人1人:750円
車両運賃 (運転手1名含)
自動車のサイズ4m以上5m未満:3800円
合計 4550円
1450円もお得になりラッキーでした。早めに計画しネットで予約すると良いですよ。
2階席窓際がおすすめの席です。迫り来る島原半島を見ながら過ごせます。かもめが窓際まで寄って来るところも特別感があっておすすめ。
島原から雲仙へ
島原港を出て、島原の観光地の一つである「島原城」に立ち寄り天守閣からの島原絶景を楽しみます。

そして、島原名物「具雑煮」の有名店「姫松屋本店」で人気の具雑煮をいただきました!
開店と同時に駐車場がいっぱいになり待ち時間が出るほどの人気の高さに驚きました。
姫松屋本店まで島原城から歩きで5分以内なので、島原城観光をしてそのまま徒歩で行くことをお勧めします。
具雑煮が思ったよりずっと美味しかった!
人気の具雑煮を注文し、ぐつぐつと煮えた具雑煮が熟練の配膳係の女性の手で丁寧に私の前にサーブされ、ゆっくりと蓋を開けると、吹き出る湯気の中にある出汁の香りが広がります。
具雑煮の味はカツオや昆布の出汁に醤油を合わせた黄金色のつゆに、豊富な具材が織りなす深みのある味わい。思わず「うまっ。」と呟きました。
穴子や鶏肉、高野豆腐、卵焼き、丸餅、蒲鉾、ちくわなど海の幸と山の幸がぎっしりと詰まっていて、それぞれの旨みが溶け合ったスープの味と、それぞれ違った具材の食感、そして、いい具合に煮込まれた餅のもちもち感が一度に楽しめるこの具雑煮は絶対食べるべき島原グルメですよ
価格:具雑煮普通もり 1300円
仁田峠は秋の色
雲仙に来たら雲仙地獄に行く前に寄ってもらいたい絶景スポットである「仁田峠」へ。

仁田峠への道は有料道路の一方通行になっていて、途中に仁田峠第二展望所がありますので、ここも絶対に立ち寄ってくださいね。荒々しい雲仙・普賢岳の山頂を見ることができます。下には広大な島原の大地と奥に広がる有明海がとても綺麗です。
仁田峠の駐車場から仁田峠ロープウェイへ向かいます。下から見ても紅葉がとても綺麗でテンションが上がりますよ。
仁田峠ロープウェイは往復料金で大人1人1500円です。チケットを購入して早速乗車!
本当に11月の中旬がおすすめです。紅葉が半端なく綺麗ですよ。
同じ時期に京都にも行きましたが、京都より圧倒的に紅葉の色が濃く、綺麗でした。
上に到着し展望台から景色を見てみようと思います。
展望台からの景色は雲仙温泉街や島原、有明海が見えます。
さらに奥に続く道があり、登っていくと、先程の展望台より間近で雲仙・普賢岳の荒々しく迫力のある山頂を見ることができます。ここは必見です。
仁田峠の注意点として言いたいことは、島原市内や雲仙温泉街よりかなり寒い!標高が高いのでしっかりと上着を着用して観光してくださいね。
雲仙温泉街を楽しむ
仁田峠から国道57号を進むと、すぐに湯煙が上がるレトロで洋風な雲仙温泉街が現れます。
おしどりの池
左に進むと雲仙地獄がありますが、まずは直進し雲仙のおしどり池を見に行きます。
実はおしどりの池は灌漑用に人工的に作られた池です。しかし、景観が良く、秋から冬にかけて紅葉も渡り鳥も風情があり人気の観光スポットになっています。駐車場もあります。
池のほとりを一周できる遊歩道もありますが、今回は軽く見るだけにします。
次は道を少し戻り、雲仙温泉街を観光します。
雲仙温泉街でランチをとり、名物湯せんぺいもいただきたいと思います。
やらやら SAPINで軽く昼食
1階がお土産屋で2階が食事処になっています。
早速島原名物の島原そうめんのメニューをチェックして、「地獄そうめん」と「寒ざらし」をいただきました。
お値段は「地獄そうめん」600円
「島原名物かんざらし」450円
妻と2人分で2100円のお支払いでした。
次に焼き立ての雲仙名物の湯せんぺいを遠江屋本舗でいただくことにしました。
ほんのりと甘く、温泉水を練り込んであるため程よい塩味があり、素材の甘みを引き立てていました。また、内側は焼き立てなのでとんでもなくサクサク!外の部分がもちもちで食感の違いも美味しさの秘密ですね。
焼き立ては日曜日と祝日だけの案内だそうです。
雲仙地獄を巡る
非常にコンパクトにまとまった雲仙温泉街の目玉はやっぱり、雲仙地獄です。
雲仙地獄は悲しく怖い歴史があり、名前通りの地獄のような風景ではありますが、美しくもあります。
硫黄臭が漂い、噴気が上がっているのですが、驚くのはその量!

噴き出る噴気の凄いこと!前が見えないくらいあちこちで噴気が上がっていて驚きました。
雲仙猫がかわいい!

そして、雲仙地獄には猫がたくさん住み着いていて、どの猫も人に慣れていて逃げることがありません。
地熱で暖かいので居心地がいいんでしょうね。耳にカットが入っていたのでちゃんと去勢されているようでした。
迫力ある景色と可愛い猫のギャップ萌えがたまりませんね。
雲仙地獄には別府のような派手で目立つ演出はありませんが、一周30分〜40分かかる広さが、本当に地獄に来てしまったような感覚もあるとかないとか。
雲仙地獄に来たら絶対食べたいのが、雲仙地獄の中で売られているゆで卵。ホテルに持って帰って食べたいと思います。3個で300円でした。
九州No. 1のホテル 雲仙九州ホテルに宿泊
雲仙九州ホテルの歴史は大正時代1917年の開業に始まり、西洋文化の影響を受けた洋風なルーツと、その後の和の要素が融合した「和洋折衷」の雰囲気が素敵です。
100年を超える歴史を持ち、雲仙温泉のシンボル的なホテルです。
高級宿を扱う有名な宿泊サイト「一休.com」の口コミランキングでは、なんと!九州のホテル部門で第1位を獲得している超人気のホテルなんです。
また、英国LUXlife誌 が主催する「Resorts&Retreats Awards2023」において「Most Relaxing Scenic Resort Experience 2023」を受賞。
温泉の泉質、サービス、オールインクルーシブ、お部屋。全てが揃うホテルってなかなかありません。それが揃っているから私は今回も雲仙九州ホテルを選びました。
選んだ理由
・スタッフの対応と気遣いが嬉しい
・部屋が広く使いやすい
・部屋の大窓やテラスからの景色が絶景
・客室半露天風呂が使いやすく気持ちいい
・夕食、朝食共に地物の食材に愛のある料理が美味しい!
・落ち着いた大人の客層なので静かに過ごせる
・カフェバーの飲み物と屋上のラウンジ、部屋の飲み物が無料で利用できる。
広い部屋と唯一無二の景色
全室に源泉掛け流しの客室半露天風呂が付いていて、部屋の窓からは雲仙地獄の湯煙と、四季を彩る山々がとても美しく、比類なきその景観は日本人はもちろん、外国の方にも絶賛されています。
部屋の広さも全室60m2(テラス含む)と広々で、内装も落ち着いていて、ゆっくりくつろげるソファーも、広くてここでも寝れるくらいです。
そして、この部屋はテラスがあり、しっかりとソファーとテーブルも用意されています。
風呂からも直接繋がっているので、温泉で温まったらテラスに出て体を冷やすと気持ちいいんです。景色も絶景なのでかなり癒されるお部屋です。

また、お部屋の冷蔵庫に入っている飲み物はアルコールも含めて無料で飲めます。
客室半露天風呂の虜です。
このホテルは大浴場は無いのですが、各部屋に源泉掛け流しの温泉檜風呂がついているのが超魅力!

檜の浴槽に浸かったまま秋色に染まる雲仙地獄谷の景色を楽しめる最高のお風呂時間を楽しめる贅沢さ。
しかもチェックインした瞬間から浸かり放題!温泉が常に湯船に流れ込んでいるので、自分の好みの温度に調整して入れます。調整は水が出るようになっているので安心です。
私はこの温泉の虜になり、この一泊中に9回も入浴してしまいました。長湯をしないので丁度良い入り具合で、疲れがぶっ飛びましたよ。
泉質は硫黄泉で白く濁りのある温泉です。
カフェ&バーとラウンジが無料で何回でも利用できる
カフェ&バー

雲仙九州ホテルには外部からの利用もできるおしゃれなカフェ&バーが2階にあります。
大正時代のクラシカルな雰囲気を纏った落ち着いたカフェ&バー。
外部の方は有料なのですが、宿泊者はすべて無料で利用できますよ。
白ワインサングリアや赤ワインサングリアなど、変わった大人の飲み物が多くあり、いつもは飲まない物だからこそ試してみてはどうでしょう。
おすすめの飲み物はキャラメルマキアートです。コーヒーの苦味とコクがしっかり生きてる大人の味ですよ。
屋上ラウンジ
そして、最上階にある宿泊者専用のラウンジも使い勝手がいいラウンジです。
ワインや焼酎、日本酒、ソフトドリンクのセルフサービス型飲み放題で、室内の席も屋外の席もおしゃれな雰囲気と60年代のディスコミュージックやクラシックがBGMとして流れていてゆっくりできました。
雲仙地獄の景色も堪能できます。外の席なら硫黄の香りが雲仙地獄を近くに感じさせてくれます。
食事
雲仙九州ホテルのお食事は、クラシカルなメインダイニングでのコース料理です。
夕食も朝食も宿泊料金に含まれているので手出しはありません。
クラシカルで上質な雰囲気のメインダイニングでいただく夕食は季節の旬をふんだんに取り入れた洋食メインのコース料理になっていて、ドリンクは別料金です。
夕食
材料は地元長崎で取れた食材が使われていて、野菜がこんなに美味しかったんだと感動させられました。
ごぼうのスープは雲仙の湯煙をイメージして煙が封じ込められていて、目でも楽しめる仕様です。
旬の根菜と葉物野菜の前菜はシンプルに温泉蒸しの野菜と特製のドレッシングが絶妙。野菜ってこんなに美味しかったんだ。
お刺身は長崎の旬の魚を一手間かけてさらに旨みを引き出されています。
その時期に取れる魚を使っているので、何が出てくるかも楽しみの一つですね。
メインは長崎和牛のステーキ。焼き加減はホテルおすすめのミディアムレアで。
程よい霜ふりが口の中で甘みと旨みを残しつつ、す〜っと消えていく美味しさ。
赤ワインをグラスで注文して、ステーキと一緒にいただきました。最高です!
最後はスイーツとコーヒーをいただきました。これも美味しかった。
窓から見える景色もライトアップされた湯煙揺らぐ雲仙地獄がとても綺麗で印象的でした。
朝食
朝食もクラシカルなメインダイニングでいただきます。
朝食は一部のコース内容を和食か洋食かどちらかを選択します。
私は洋食のホテル特製ハッシュドビーフにひかれて洋食にしました。
様々な旅行系YouTubeで絶賛されていた通り美味しかったです!
妻は和食を選び、鯛と煮アサリのお茶漬けがすごく良かったと言っていました。
次に来たときは和食にしてみたいと思いますが、洋食が美味しかったので迷うだろうな。
島原・雲仙旅行まとめ
冬の長崎県、島原と雲仙は美しい山も海もあり、ドライブ旅におすすめの観光地です。
美味しい食べ物と気持ちのいい温泉もありとても良い場所でした。
島原では歴史に興味のない人も島原城の天守から見る景色は必見!11時には具雑煮を絶対食べて欲しいです。雲仙は紅葉の綺麗な仁田峠に立ち寄り、ロープウェイで上に上がり、有明海や普賢岳の絶景を楽しみましょう。
雲仙地獄谷では雲仙九州ホテルに宿泊して雲仙地獄谷の絶景を見ながら疲れを癒す硫黄泉の温泉で特別な時間を過ごすことができました。雲仙九州ホテルは料理もお部屋も温泉も、そして景色も最高!一度は泊まって欲しいホテルです。
ハウステンボスまでドライブ
夜にもう一度、ライトアップされた雲仙地獄を散歩した後、ラウンジで一杯ワインをいただき、お部屋で温泉を堪能してから、ベッドで熟睡しました。
朝風呂に入りながら朝日に照らされていく雲仙地獄を眺めて、テラスでコーヒーチャージ!
そして、とても居心地の良かった雲仙九州ホテルを11時にチェックアウトして、次の目的地であるハウステンボスへ向かいます!
雲仙からハウステンボスまでは途中高速道路を使い、1時間50分程度です。距離にして82k。
おしどりの池から県道128号線を通り降ります。
ここは別名ドラゴンロードと呼ばれています。県道128号線/雲仙千々石線(国道389号と国道251号をつなぐ)がそう呼ばれています。龍が舞うような連続するヘアピンカーブが特徴的な人気のツーリングスポットで、橘湾を望む絶景が楽しめる区間でもあります。
景色が綺麗なのでドライブ中も楽しめるのが高原リゾート地の特徴ですね。
橘湾の景色を見ながらちょっとの間進んでいくと松里町のショピングセンター付近を右折して県道55号線を北上します。
川床町のセブンイレブン付近を右折して県道125号線に入り、今度は南下します。
長崎刑務所の横を通り、貝津町で長崎自動車道諫早インターチェンジから高速に乗ります。
長崎自動車道東彼杵インターチェンジで高速を降り、国道205号線を北上します。
左に大村湾が見える景色の良い道路を進み、南風崎町を進み坂道を降り始めた時に左手にハウステンボスが見えてきます。
橋を渡ってハウステンボスに到着!
初冬のハウステンボス
さあ帰ってきました!ハウステンボスへ。私はハウステンボスが好きですから何度も来ています。
今回は11月中旬という事で、ハウステンボス最強最高の夜が煌めくクリスマスイルミネーションの異世界をどう過ごせるか楽しみです!
駐車場
ハウステンボスの駐車場は日帰り客用と場内ホテル宿泊者専用があり、とても広く収容台数も多いので満車になる事は滅多にないので安心してください。
注意が必要なのは、大きな花火大会がある日は入り口に近い駐車場は満車になります。しかし、第三駐車場などもあるので駐車できないことはありません。
日帰り客用駐車場
日帰りの駐車場料金は普通車(車長5m未満):1,000円/回となっています。
料金の支払いは前払いで、現金のみですのでご注意ください。
宿泊者専用駐車場
専用のゲートの先が宿泊者専用の駐車場になります。ゲートを通る時に発行される駐車券は忘れずに宿泊するホテルに持って行ってね。
この駐車場はハウステンボスのウェルカムゲートから直近で、使い勝手もいいですよ。
宿泊者専用駐車場の料金は無料です。ホテルにチェックインした時に駐車券を渡すと無料の手続きをしてくれます。
※ホテルロッテルダムに宿泊する人もこの駐車場に停めてください。ホテルロッテルダムまで距離がありますが、シャトルバスが出ているので安心です。間違えてホテルロッテルダムにある有料駐車場に駐車してしまうと無料にはなりません。(別の会社が運営している駐車場のようです。)
私は今回、ホテルヨーロッパに宿泊するので、宿泊者専用駐車場に駐車しました。
ウェルカムゲートからホテルヨーロッパへ。
今回は記念日特典でアーリーチェックインが適用され、13時にチェックインできる事になりました。
いつもは15時チェックインの専用カナルクルーザーで直接ホテルヨーロッパに優雅なチェックインが楽しめるのですが、13時のチェックイン専用カナルクルーザーは運行していないので、荷物を持ったままタワーシティまでカナルクルーザーで移動し、タワーシティからホテルヨーロッパに向かいたいと思います。
ウェルカムゲートを通り、ナイアンローデ城の中を通って、カナルクルーザー乗り場で15分おきに運行されるタワーシティ行きのカナルクルーザーに乗ります。
約12分の短い船旅。ハウステンボスの風車と季節の花の景色を見るとまるで海外に居るような気分です。反対側を見ると、立ち並ぶワッセナーもいい雰囲気を醸しています。
ワッセナーは実際に人が生活している豪華な住宅街で別荘で使っていたり、マイホームとして使っていたり、羨ましい限りですね。住宅は一部売り出し中で、約5000万円とのことでした。
光のファンタジーシティを通過するとハウステンボスのシンボルタワーであるドムトールンが見えてきます。
そしてホテルヨーロッパを対岸に見ながらドムトールンのあるタワーシティに到着。
カナルクルーザーを下船して、そのまま右側のタワーシティテラスを進み、階段を上がって橋を渡り、アムステルダムシティからハーバータウンゲートを通過して右に行くとホテルヨーロッパのエントランスに到着です。
ホテルヨーロッパに宿泊
ホテルヨーロッパは100年の伝統を誇るオランダ、アムステルダムの歴史と格調高いデ ルーロープ アムステルダム-ザ リーディングホテルズ オブ ザ ワールドというホテルを再現した豪華絢爛な雰囲気が特徴です。
また、五つのハウステンボスオフィシャルホテルの中で最もラグジュアリーな5つ星ホテルです。
私がハウステンボスに帰ってきた時はその目的と楽しみ方によってホテルアムステルダムとホテルヨーロッパを使い分けています。
今回は記念日旅行でしたので、豪華絢爛で食事も美味しくて有名なホテルヨーロッパを選びました。
宿泊した部屋が同じだったのでYouTubeを貼っておきます。見てみてください。

宿泊料金は日によって違うのでなんとも言えませんが、部屋にもよりますが、
安い時で1人23000円ぐらいです。
年末年始やクリスマス、九州花火大会の日は部屋にもよりますが
高い時で1人120000円ぐらいです。
高級宿を扱う一休.comでは2名で30000円台がありました!こちらも調べた方が良さそうです。
ホテルヨーロッパを選んだ3つのポイント
- 食事が抜群に美味しい。
朝食が他のオフィシャルホテルに比べて抜群に良い。アンカーズラウンジでの洋食ビュフェか、吉翠亭での豪華な和食が選べて、どちらもハズレなし。テラス付きのお部屋に宿泊すれば、部屋のテラスで朝食を楽しむこともできます。 - 美しい景観と豪華な空間
ホテルの中央は白鳥が泳ぐ運河(ウォーターコート)があり、優雅な景色が広がっていて、エントランスには季節を代表する花を中心としたフラワーモニュメントと花壇が美しく、香りと共に心を癒してくれます。
ロビーから客室まで、ヨーロッパの重厚感あふれる家具や調度品が細部にまでこだわって配置されていて、まるで異世界の貴族の屋敷にいるような空間です。
クルーザーで直接ホテルにチェックイン出来てバイオリンの生演奏のお出迎えが特別な時間を演出してくれます。最高! - 大人の雰囲気で落ち着いている
ホテルヨーロッパはホテルアムステルダムに比べて客層も落ち着いた大人のご夫婦が多い印象です。ロビーのBGMも贅沢に生演奏なので紅茶を飲みながらゆっくり鑑賞。
レストランも大人の雰囲気で優雅に落ち着いています。ぎゃーぎゃーと騒がしくないのがとても魅力的な格式高いホテルです。
ガザンの城のここがイチオシ
私のイチオシポイントは、アンカーズラウンジで夕方開催されるイブニングコンサート!
無料で参加。アンカーズラウンジで優雅なイブニングコンサート
ホテルヨーロッパでは、夕方に(17時〜18時)アンカーズラウンジで海外のアーティストによる生演奏会が開催されます。ぜひ参加してみてください。
アンカーズラウンジとは?:ロビーにある運河を望む広いラウンジ。クルーザーが到着する場所から正面に見えている場所。朝食ホテルビュッフェの会場にもなります。
ホテルヨーロッパ宿泊者以外はワンドリンクオーダー制で有料ですが、ホテルヨーロッパ宿泊者は無料で参加できるとても貴重で優雅な演奏会です。
バイオリンやチェロ、ピアノで演奏されるクラシックは、参加するアーティストがアレンジを加え数曲披露されます。前半と後半でアーティストが交代する事もあるのですが、同じ曲であってもアレンジが違うので、新しい発見があります。とても優雅で素晴らしい時間を過ごしました。
夕食はア・クールベールでクリスマスディナービュッフェ
夕食はホテルアムステルダムにあるビュッフェレストラン「ア・クールベール」で豪華ビュッフェをいただく事にしました。
前回はホテルヨーロッパの本格フレンチレストラン「デ・アドミラル」で高級フレンチコース料理をいただき、人生最高の料理をいただきましたので、今回は豪華料理を気軽に楽しむため「ア・クールベール」に決めました。
「ア・クールベール」はホテルアムステルダムのフレンチビュッフェレストランで、地元長崎や九州の厳選食材を使ったフレンチベースの和洋創作料理が楽しめます。
大きな窓からハウステンボスの美しい街なみをパノラマビューで楽しめるほか、家族連れにも配慮したキッズ洋食器や離乳食、約30〜40種類の豊富なメニューが魅力です。




12月はクリスマスディナーの時期になっていてます。
実際に利用してみた感想は思っていたより料理は普通で、チキンなどはなくクリスマス感は低く、アルコールも全て別料金でした。
料理よりもデザートの種類が多かったですが、残念ながら料金に見合うクオリティーではありませんでした。あくまでも私の感想です。
料金はディナーで大人7000円 子ども(4歳〜小学生まで)3800円

好きなだけお腹いっぱい食べられるのが魅力です。後は結構、店内は空いていたのでゆっくり食事を楽しめます。(時短になりますよ。他のレストランは行列ができていて待ち時間が発生していました。)
特別な記念日に思い出に残るディナーなら デ・アドミラル
ゆっくりと特別な美味しいものを食べながら楽しみたい人は絶対にホテルヨーロッパの「デ・アドミラル」。

セレブや有名人が「デ・アドミラル」の料理を食べるためにハウステンボスに来ているという人もいます。
料金はランチで4000円〜14500円のコース料理
ディナーは13000円〜36000円のコース料理
価格は結構高めですが価値がある中身と味なので、ここぞという記念日に王侯貴族体験を。
食事の時間も2時間〜3時間かけてゆっくりいただく至福の料理体験ができますよ。
このレストランの味は間違いありません!私もいまだにここの味以上の料理に出会えていません。私の感想です。
和食が好きな人なら四季を彩る至高の日本料理 吉翠亭
異世界ヨーロッパのハウステンボスの中でも至高の和食で美食家を唸らせているのが「吉翠亭」
目と舌と心を感動させてくれる日本料理です。

私の体験で忘れられない料理の一つがサバの昆布巻きです。正月のランチでいただいたのですが、食べた家族全員が、「サバの昆布巻きってこんなに美味しかったんだ!今までのは何だったの!」とこれまで食べたサバの昆布巻きを疑ってしまうほど美味しかったんです。
秋にホテルヨーロッパに宿泊した際、朝食を「吉翠亭」でいただきました。その時、1人の男性がわざわざ私たちの席に旬の生牡蠣をサービスで持ってきてくれました。その生牡蠣の美味しさは今まで食べた物の中でも間違いなくトップクラスの味でした。
しかも、持ってきてくれた男性は料理長の松元 孝喜(まつもと こうき)さんご本人でした。
私達のことを覚えてくださっていて、わざわざ足を運んでいただいただけでも嬉しいのに、感動するほど美味しい貴重な生牡蠣をいただけるなんて感謝の極みです。
料理長の松元 孝喜(まつもと こうき)さんは長崎県知事賞の受賞者であり、厚生労働大臣表彰も受賞されている料理の全技連マイスターという料理人のプロ中のプロなのだそうです。納得しました。
とにかく、すごく美味しい和食、日本料理を和の心でいただくことができるので一度お試しを。
料金はランチが4000円〜13000円
ディナーが13000円〜37000円
価格は高めですが、価値のある味と体験ができる至高の日本料理です。
夕食後は世界一のイルミネーションを見ながら散歩
そろそろ薄暗くなりハウステンボス最強の時間の始まりです。
お腹も満たされたので、ハウステンボスを散歩します。
「ア・クールベール」の窓から見える場所、アムステルダムシティはクリスマスミュージックの大イベント「メロディー・オブ・クリスマス」、プロジェクションマッピングショーなど、必見メインのイベントが多い場所なのでイベントの時間はあらかじめチェックしておくと良いですよ。

必見のイルミネーションはアムステルダムシティーとアートガーデン
クリスマスの異世界はアムステルダムシティーに集約されている
今回のクリスマスイベントはアムステルダムシティーに集約されています。
以前はアトラクションタウンとあムステルダムシティーの2箇所でイベントがあった為、イベントの時間になると走って移動していたのですが、1箇所になったことでゆっくり楽しめそうです。
初登場のグランド・シャンデリアツリーはハウステンボスのクリスマスシンボル的ツリー

アムステルダムシティの広場には一際大きく壮大なクリスマスツリーが輝き、クリスマスらしいロマンティックな雰囲気が一気に高まるのでパートナーと一緒に訪れてみてください。
そのグランド・シャンデリアツリーを中心に本場ヨーロッパの煌びやかなクリスマスマーケットが出現しています。

買い物しない人でも、その風景を見ているだけでも楽しめるワクワク空間です。クリスマスツリーに飾る装飾品やお菓子、グッズは見ているだけで楽しくなり、非日常の濃い時間を過ごすことができるので私は大好きです。(買い物はあまりしないけど。)
ハウステンボスのスノードームが可愛いので毎回欲しくなるんですが、ものを増やしたくないので我慢してます。
アムステルダムシティーの中心にあるスタッドハウスに投影されるプロジェクションマッピングや、ステージイベントも豊富です。
ガザンの城のイチオシ!
私のおすすめイベントはやっぱり「メロディー・オブ・クリスマス」です!
美しく壮大な生の歌声とダンス、プロジェクションマッピングが融合した迫力あるショーです。
一番の見せ場は、アムステルダム広場やクリスマスマーケット、そしてグランド・シャンデリアツリーが輝きを放つ瞬間です。雪の演出もあり、絶対見るべきイベントですよ。
開催時間
1回目 18:15〜18:35
2回目 19:40〜20:00
ちょっと早めに席を取っておくことをお勧めします。それと超寒いので防寒着は必須です。
夜の散歩に絶対行くべきエリア アートガーデンは銀河の輝き!
ハウステンボスの代表的な場所。昼間は花畑と水路の散歩道なんですが、夜は美しいイルミネーションの滝と湖に変化します。
一日一回だけのシャワーオブライツは必見の大イベント。光と音楽、噴水、花火が一つになったショーは大人気なので、ちょっと早めに場所を確保した方がいいですよ。

また、このイベントが終わった後も、シンボルタワーであるドムトールンから落ちる光の滝が巨大なスクリーンになり、クリスマスバージョンの光のショーも一定時間毎に行われますので、こちらもお見逃しなく。
私は夜のアートガーデンの散歩がすきで、毎回必ず出かけます。特に閉園後に他のお客さんがいなくなった時が特別な時間を感じさせてくれますので、場内ホテルに宿泊した際は出掛けてみてください。
アトラクションタウンのサンタとツリー
VRやエアクルーズ・ザ・ライドがあるアトラクションタウンの広場には中央に女神の噴水があり、その周辺や、チーズワーフなのど建物の壁にも、至る所にたくさんのクセのあるサンタクロースがはしゃいでいて楽しい空間になっています。広場には巨大なクリスマスツリーがキラキラと輝き、クリスマスの音楽と相まっていい雰囲気ですよ。クスッと笑えるサンタのポーズを真似して写真を撮っている人が多かったな。
ここで体験してほしいアトラクションが、エアクルーズ・ザ ライド!
世界の数カ所の上空を滑空する爽快なプチ旅行を体験することができます。これが超お勧め!
一度に多くの人を捌けるアトラクションなので待ち時間も少なくて旅行感もあってとても好きになりました。3回利用しました!
また、日本初の3階建カルーセル(メリーゴーランド)はキラキラで写真映えも良く、3階の馬車に乗り、回転しながらハウステンボスの美しいイルミネーションを眺めるのもおすすめです。
アンブレラストリートもクリスマスの赤と緑の傘がクリスマスらしい雰囲気。
時間毎にイルミネーションと音楽のちょっとしたショーも行われていますので立ち寄って欲しい場所です。ミッフィーのディスプレイが置いてあり、フォトスポットにもなっています。
夜のフラワーロードも綺麗
フラワーロードも花と風車がライトアップされていて、昼間とは違う美しさがありますよ。
ライトアップされた花畑をバックに白いブランコで写真を撮るのがおすすめです。

静かな湖畔のフォレストヴィラ

ハウステンボスのオフィシャルホテルの中でも異彩を放っているフェレストヴィラに宿泊することになりました。
静かな森の湖畔に佇む2階建コテージのホテル。別荘感覚で過ごせるのが特徴。家族、グループの宿泊者にお勧め。
1階にお風呂とトイレ、広いメインリビング、2階は2ベットの寝室が2部屋あり、2階にもトイレがあるので夜に一階に降りる必要はありません。
長期滞在も想定したお湯を沸かせる程度の電気コンロと流し台も付いています。
一階の広いリビングの大きな窓から湖畔の景色が広がり、テラスにも出ることが可能。しかし、お部屋によっては対岸のお部屋から丸見えに(お互い)なるので、夜はカーテンを閉め切ってしまうのが勿体無い。
お風呂の脱衣場は狭く、物を置くスペースも少ないので気を遣う。男女の友人同士での宿泊の場合は気をつけてください。
壁はしっかり厚いので声や物音は聞こえないので安心です。私は階段でバイオリンを演奏してみましたが外には漏れていませんでした。
2階の窓は高い位置に小さな窓なので外の景色は見えない。ただ寝るだけのスペースですね。
2階の2部屋共に洗面所があるので一階に降りることなく身支度は整えられます。
フォレストヴィラの良い所と悪い所
フォレストヴィラに泊まってみて気がついた私の感想
以前は、ホテルアムステルダムより一人当たりの宿泊料金が高い印象でしたが、最近はかなりリーズナブルになっています。私が利用した日は平日だった事もあり1人12000円で朝食付きで宿泊できました。
良い所
静かな湖畔の景色が素晴らしく、ワッセナーにいるような非日常のゆっくりとした時間を過ごせます。二階建てで広いので、多人数でのステイも楽しめそうです。音も漏れないのでワイワイできそう。寝室が2部屋あるので二世帯の家族にピッタリ。いびきが気になる人も安心して眠れると思います。とにかく静かで、宿泊料金が他のホテルより安価。
悪い所
風呂の脱衣場が狭く物を置くスペースが無いので着ていた服の置き場に困る。風呂のお湯の温度設定が微妙。パーク内まで遠い。朝食会場までが遠い。朝の散歩をする人には苦にならないでしょうが、朝から動きたくない人には嫌な距離がある。特に冬場は非常に寒く防寒具が必要なので朝食会場で上着を置くだけで1席埋まってしまう。お部屋食があればいいのにと思いました。
あの景色と静かさはハウステンボスのホテルの中では唯一無二なのでファミリー旅行や友達グループで安く泊まりたい時におすすめの宿です。
ハウステンボスまとめ
冬のハウステンボスはクリスマスイルミネーションが色鮮やかに輝き最高のシーズンです。
昼間よりも夜に真価を発揮するハウステンボスの注意点は寒い!
防寒具をしっかり準備してお出かけしてください。そしてハウステンボスは宿泊して楽しむのが一番オススメです。特に場内ホテルであるホテルアムステルダムや、最上級ホテルであるホテルヨーロッパに宿泊を。
宿泊料金は昔に比べてかなり下がっているように感じました。平日が狙い目です。また、宿泊予約サイトの一休.comで調べたら2名で30000円という日もありましたのでこちらも調べてみると良いでしょう。
クリスマスイベントやマーケットはアムステルダムシティに集中してるので急いで走り回る必要もありません。
必見のクリスマスイベントはアムステルダムシティで18:15分と19:40分の日に2回開催されるメロディー・オブ・クリスマスは必見です。アムステルダムシティーの中心に聳える大きく煌びやかなクリスマスツリーに光が点灯される瞬間は感動的です。

食事はクリスマスディナーをお腹いっぱい食べられるビュッフェレストランア・クールベールといいたいのですが、タワーシティのエルマーソのコース料理がお勧めです。時間と予算に余裕があればデ・アドミラルがおすすめです。
クリスマスマーケットでも5種類ほど料理が出ていたのでそれを食べるのも良いですね。宿泊者だったら部屋に持って帰ってゆっくりと食べてもいいですよ。
私はアトラクションにはあまり興味がなく、非日常の異世界感漂うハウステンボスで食事をしたり、音楽を聞いたり、写真を撮ったり、ベンチに座って景色を一緒に楽しんだりここにいる事だけで癒される場所なので気に入っています。
そんな大人の贅沢な時間が好きだという人にはとてもお勧めな場所なので遊びに来てください。


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